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はじめに

NOBUヘルシーライフ内科クリニック院長の藤原信治です。
本格的な春が近づき過ごしやすい気候になりました。
しかし、暖かくなってきたことで、この時期にお困りの方が多くなる病気があります。

それは俗に「花粉症」と呼ばれている病気です。
私たち医療従事者から見た正式病名は「アレルギー性鼻炎」です。

皆さんは下記のような症状はお持ちではないでしょうか？

アレルギーのある方によくある症状

✅特定の季節や掃除中などに、くしゃみ・鼻水・目の充血・かゆみが出る。

✅犬や猫に触れた後に、目のかゆみやくしゃみが出る。

✅ゼイゼイする咳が出たり息苦しくなるときがある。

✅お食事の後に、腹部が痛くなったり下痢が出ることがある。

✅特定の食材を食べた後に、皮膚のかゆみやじんましんが出る。

これらの症状に心当たりのある方は何らかのアレルギー体質である可能性が高いと言えます。
花粉症は花粉（植物は様々です）に対するアレルギーなのは間違いないのですが、花粉のアレルギーを持つ方は患者さんご本人が気づかれていないだけで他の吸入性・食物性アレルゲンを有する事があります。

単に花粉症だけであったとしても、ご自身がどの植物の花粉によるアレルギーをお持ちか調べた事のない方が大半なのではないでしょうか？

皆さまご自身がどういったものにアレルギーを有するかキチンとした検査を行い、それを知ることで自身で備える事ができ、不意に起こるアレルギー由来の急な体調不良を防ぐことが出来ます。

当クリニックでは下記の検査を行うことが可能です。

view39アレルギー検査＋アレルギー体質検査（IgE抗体）

『view39』は一度の少量の採血だけで、アレルギーを起こしやすい代表的な39種類ものアレルゲン（アレルギーの原因となる物質）を調べることが出来ます。

この検査を行うことで、皆さまがどの種類のアレルギーをお持ちであるかや、今後のアレルギーの発症可能性に関しても知る事が出来ます。

IgE抗体に関して

アレルゲンに対して身体を守ろうとする抗体であり、アレルギー体質の方は高値となる傾向があります。ただし、『IgE値が高値であること＝必ずアレルギーを引き起こす』という訳ではありません。

『view39』に関して、具体的には下記の39項目を調べます。

吸入系アレルゲン

吸い込んで体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの

• 室内の塵：ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト
• 動物：ネコ、イヌ
• 昆虫：ガ、ゴキブリ
• 樹木：スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ
• 草：カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ
• カビ：アルテルナリア（スズカビ）、アスペルギルス（コウジカビ）、カンジダ、マラセチア、ラテックス

食餌系アレルゲン

食べて体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの

• 卵：卵白、オボムコイド
• 牛乳：ミルク
• 小麦：小麦
• 豆、穀物、ナッツ類：ピーナッツ、大豆、そば、ごま、米
• 甲殻類：エビ、カニ
• 果物：キウイ、りんご、バナナ
• 魚、肉類：マグロ、サケ、サバ、牛肉、豚肉、鶏肉

アレルギー検査の費用に関して

アレルギー検査は、アレルギー症状を伴う場合に保険が適用されます。

症状がハッキリしなくても問診上アレルギーと疑われれば保険適用が可能となります。
下記は3割負担の方のアレルギー検査の費用となります。

検査方法

血液検査

料金

保険診療（3割負担の価格）：5020円（税込）　　自費：18000円（税込）

別途、診察料がかかり全て含めると通常は6500円程度かかりますが、あくまでも目安とお考えください。他の検査を追加されたりお薬の処方がある場合は、その分の費用が追加となります。

さらに詳細にアレルギーの原因を詳しく知りたい方に

『view39』でアレルギーの傾向がある程度お分かりの方向けに、さまざまな食材や犬猫以外のペット、非常に多数の植物の花粉に関してなどより詳しく突き詰めた検査も可能です。

NOBUヘルシーライフ内科クリニックは糖尿病・腎臓病・高血圧など生活習慣病の診療に強い特性を有してはいますが、一般内科診療として上記のような各種アレルギー検査も行っております。

花粉症と言われたことはあるけれどもキチンと検査を受けたことのない方、アレルギーの有無に関してお調べしたい方はぜひ当クリニックまでご相談ください。

不明なことがあればお電話などでお問い合わせください。
当クリニックスタッフが丁寧に説明させていただきます。
宜しくお願い致します。

院長　藤原　信治